人生100年時代〜どうしましょ!〜

豊かな暮らしとは・・・日々を綴ります

母、79歳で初めての海外旅行、あれから、19年。

98歳の母のパスポート

 

母が79歳の時、初めてパスポートを取得した。

 

わたしが、オーストラリアに行こうと誘ったからである。

ケアンズからエアーズロックシドニーと回った。

 

あの時母は79歳、

自分の足で歩けた。

ホテルのプールに入って泳いでいた。

 

パスポートを申請する時、5年にするか10年にするか尋ねると、母は、

「5年でいいよ。そんな長生きしないから・・・。」

と、言っていた。

 

でも、わたしは10年のパスポートを申請した。

 

ある時、母は「ワイキキビーチで泳ぎたい」というので、ハワイにも行った。

ワイキキビーチで、横泳ぎをしながらニコニコしていた。

 

いつ頃からか、押しぐるまを押しながら、歩くようになった。

 

母が89歳になった時、パスポートが切れるので、また申請をした。

母は、

「5年でいいよ。そんな長生きしないから・・・。」

と、また言っていた。

 

でも、わたしはまた10年のパスポートを申請した。

 

89歳のときはチェジュ島へ

 

90歳のときは香港へ

 

91歳のときは台湾へ

 

その時は車椅子に乗っていた。

 

それ以来、海外には行っていない。

 

母は来年99歳パスポートが切れる

 

この間、母に会いに行ったら、

母は、台湾にまた行きたいと言っていた。

 

もうわたし一人では、連れて行くことできない。

 

 

今日もフィットネス

今日も友達に誘われて、スポーツクラブに行きました。

 

今日は、太極拳のレッスンに参加しました。

 

昨日のレッスンが体にきてます。

solo.hateblo.jp

筋肉痛!!!!!

 

汗をかいた後、温泉に入って、ゆっくり癒され帰ってきました。

もし、また、誘われたら・・・

用事がなかったら行きます。

 

元気で長生きします。

フィットネススポーツクラブに行って、汗をかきました。あ〜疲れた。

 

わたしは、あるスポーツクラブの正会員になっているのですが、運動嫌いのわたしにとっては

 

〜本格的フィットネスで、楽しく健康的に汗をかき、同じく館内の天然温泉につかりゆっくりくつろぐ〜

 

というこのスポーツクラブの宣伝文句にはのっかることができなくて、

天然温泉だけ、気の向いた時に行って、ゆっくりとくつろいでいます。

 

一緒に会員になった友達は、わたしに

「月会費がもったいないからフィットネスに行こう」

と誘ってくれます。

 

わたしは、友達の運動が終わってから温泉に入る時間に合わせて、一緒にお風呂に入って、おしゃべりしています。

 

でも今日は、友達が誘ってくれたのでフィットネスに行ってきました。

 

わたしの娘が、わたしの体を心配して、

「誘われたら、一緒に運動しといで」

と言っていたからです。

 

友達は先に行って、スタジオの中で場所を取っていてくれました。

ありがたいことです。

 

レッスンプログラムを2つしました。

 

『バレトン』体幹を鍛え、しなやかな筋肉作り、バレーダンサーのような美しい体を目指すコース

これを続ければ、わたしも美しい体になれる・・・

 

『バランスコーディネーション』簡単な筋肉ほぐし、ストレッチ、筋コンディショニングを行う機能改善コース

いつも使っていない筋肉を使ったので、苦しくて途中でやめたいと思ったけれど、インストラクターの先生の「しんどいけど、自分のためにやっているんですよ」の言葉に励まされ、最後まで出来ました。苦しかったあ。

 

2レッスンで終わりと思っていたけれど、次は『フイットネスフラ』フイットネスとフラを融合させたレッスン

友達が、

「フラダンス用のスカート2枚持ってきたよ。無理にしなくていいよ。出来そうだったらしたらいいよ。」

と言ってくれました。

 

せっかく持ってきてくれたのだからと、わたしも参加することにしました。

 

うまく動けないけれど、まあいいか。

 

そうして今日は3本もレッスンを受けました。

 

汗をかいた後 天然温泉につかりゆっくりくつろげました。

「運動したのに、何か食べたら体重減らないよね」と言った友達に合わせて、何も食べずに家に帰りました。

 

帰ってから、お饅頭を2個も食べてしましました。

甘いもの、大好き!

昔を懐かしむ98歳の母、昔のことをしっかり覚えています。

親戚のご夫婦が、わたしの母に会いに来てくれました。

 

ご主人はわたしのいとこです。

幼い頃、よく遊んでもらったものでした。

 

わたしが高校生の頃、私たち家族は引越しました。

だから、その町とは縁遠くなりました。

 

そのご夫婦は、わたしが生まれ育った町にずっと住んでいます。

ご主人は73年間です。これからもです。

 

母はその頃の町内会の人たちのことをいろいろと尋ねていました。

母は、しっかり覚えています。

そのご夫婦は答えてくれます。

 

「もう亡くなっているよ。」

「今、どこに住んでるのかわからないよ。」

「そこは、もう、空き地。」

 

私たちの住んでいた家は、空き家になっているそうです。

 

その町は、子供が少なくなって、学校が統合されたり、公営市場が無くなったりと、閑散としているそうです。

 

「もう98歳やから、おばさんがその頃知っている人はもういないよ。」

と、73歳と70歳のご夫婦は母に言っていました。

 

それはそうですよね。

 

わたしは、そんな話を聞いていて、幼い頃に遊んだ町の様子が頭の中で鮮明によみがえってきました。

 

懐かしいというよりも、さびしい。

 

母は、今、98歳です。