アラモモ(アラ100)の母は、他人に「かわいい」と言われることが嫌です。
アラモモの母が今の施設に入る前、入院していた病院でのことです。
看護婦さんが、わたしの母に
「おばあちゃん、かわいい、かわいい。」
というのです。
母は、そのときはニコニコしていましたが、
看護婦さんがいなくなると、
「何がかわいいの、失礼な、子供じゃああるまいし・・・。」
とプリプリ怒っていました。
今の施設に入ってからすぐのことです。
母は、
「ヘルパーさんが、わたしのほっぺた触ってかわいいていうから、いや。」
「おっぱいを面白がってさわるから、気持ち悪い。」
というのです。
(このときは、男のヘルパーさんでした。)
わたしは、事務所の方にその話をしました。
角が立たないように話をしました。
「親しみを持ってくださるのは、ありがたい。
でも、子どもあつかいするのはやめてほしい。
年寄りだからといって、おっぱいをおもしろがって触るのはやめてほしい。
ちゃんと、さん付けで呼んでほしい。」
それからは、そういうことはなくなりました。
ちなみに、母のおっぱい触った人は、いつの間にか、施設からいなくなりました。
わたしが、告げ口したからではありませんよ。