人生100年時代〜どうしましょ!〜

豊かな暮らしとは・・・日々を綴ります

99歳の母、認知症の方に文句を言ってました。

母のいる施設に行ってきました。

母に頼まれていたチョコレートを持って行きました。

 

母は、ヘルパーさんに会うと

「この人の名前は〇〇さん。挨拶しなさいよ。」

と私に紹介してくれます。

 

母はわたしにいろいろと話をしてくれるのですが、

声が聞こえにくいのでどうしても内緒話はできません。

 

母の前の部屋の方は、時々、母の部屋を覗きに来るそうです。

その方は認知症なので、自分の部屋がわからないのでしょう。

 

母は

「あの人はパーやから人の部屋を覗いてくる」

というのです。

 

もうびっくりです。なんていうことを言うんでしょう。

 

母と私が話をしていると、

その方が私の母の後ろにやってこられました。

 

母はまだ文句を言っているので、

後ろにおられることを伝えると、

母は、その方に

「勝手に私の部屋を覗かないで、もうびっくりするから」

と言っていました。

 

その方は

「私は覗いたことない。」

とおっしゃっていました。

 

認知症なのだから、部屋を間違えたりすることがあるのでしょう。

でも、そんなことは覚えておられないのです。

 

母は車椅子生活ですが、頭はしっかりしていて、

私よりもいろんなことを覚えています。

 

だから、母は認知症に対してどうしても理解ができないようです。

 

施設の職員さんにそのことを話ししていると、

母の年では、母が若い頃は認知症という言葉もなかったし、

認知症に対する理解もなかったので、

そんな風に思うのは仕方ないと言われました。

 

でも、私はその愚痴を聞くと気が重くなります。

 

「仕方ないよ、認知症なのだから・・・」の私の言葉は、

母にはあまり役に立ちません。

 

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認知症になる猫ちゃんもいるのでしょうね。