人生100年時代〜どうしましょ!〜

豊かな暮らしとは・・・日々を綴ります

母の愚痴

昨日、母のいる施設に行ってきました。

 

事務所の前を通ると、事務所の方が

 

「今、エレベーターが使えないので、

階段で行ってくださいね。」

 

と言われました。

 

入所している人が、

「家に帰る」と言って、

一人でエレベーターに乗ろうとされているからだそうです。

 

階段を上って2階に上がると、

 

ヘルパーさんに

「今日はお家に帰れないよ。」

と、なだめられている人がおられました。

 

認知が入っておられるようでした。

なんだか辛いです。

 

 

母の部屋に行くと、

母は、わたしの顔を見て嬉しそうにしています。

 

携帯カメラで、母のその笑顔を撮りました。

 

母に見せると

「おばあさんになってる・・・」

と言っていました。

 

わたしも、自分の顔を鏡で見たとき、

「おばあさんになっている・・・」

と思うのですけれどもね。

 

 

子どもたちにLINEで母の写真を送信すると、

子どもたちから

「おばあちゃん、嬉しそう!」

と返事が返ってきてました。

 

 

服がなくなった

ブラシがなくなった

と、母の愚痴が始まりました。

 

母は誰かが取っていくと言っています。

 

「あ〜、おそろしい。」

と言っています。

 

真実はわかりません。

 

 

わたしは

「誰がそんなの持っていくの。」

と思っています。

 

洗濯物を出した後、ほかの入居者さんのと混ざってしまって

こちらに戻ってこない時もあるのかなあ・・・

 

 

愚痴を聞くのもしんどいことです。

でも黙って聞いています。

 

わたしも年老いて、母のように

子どもたちに愚痴を聞いてもらうようになるのでしょうかね。

 

気をつけようっと・・・

 

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