そろそろお葬式のことを考えないと・・・という母。
母は、冠婚葬祭の互助会に入っています。
「そろそろお葬式のことを考えたいから、
互助会の書類を持ってきてほしい」
と言われました。
母の所に持って行きました。
「書類が足りない」
と母はわたしに言うのです。
そんなこと言われてもわたしにはわかりません。
契約書はどこに行ったのかわかりません。
喪主を務めるのは、
長男(わたしの弟)です。
弟は、互助会の担当の人と話をしたと言っています。
元気な時にこういうことはきちんとしておかないといけないなあ・・・
と、強く思ったわたしでした。
耳がかゆいから、耳かきを持ってきてほしいという母。
耳かきは、施設ではダメなのです。
施設の職員さんに
「一人で耳かきして、
鼓膜に傷がついたらいけないから」
と言われています。
内緒で持ってきてという母。
綿棒を持って行きました。
わたしが帰る時に
「忙しいのにありがとう」
という母。
なんだか、
寂しい・・・
そんな気持ちになりました。