「断捨離」というけれど・・・。捨てられないもの。
母がずっと捨てないでおいていたわたしのミルク人形。
わたしが、幼い頃に遊んでいた人形。
もう60年以上前にわたしと一緒に遊び、一緒に寝ていた人形。
いつの間にかわたしから忘れ去られ、母が大事に残しておいてくれた。
毛糸で、服と帽子とポシェットを編んで、母の部屋に飾ってあった。
この間、母がわたしにわたしてくれた。
捨てられないでいる・・・。
う〜む、本屋に行けば「断捨離」の本がたくさん、並んでいます。
でも、捨てられないものがたくあります。
勿体ない気持ちと、思い出と・・・
思い出は心の中で生きているというけれどなんでも捨てることができません。
家の中の整理整頓なかなかできないでいるわたしです。
『捨てないで〜」て言っているのかな・・・
異様に眉毛が濃いのは、人形の眉毛が薄くなってかわいそうだからと、母がマジックで描いたからです。
右の眉は上手に描けたのですが、左の眉を描いたら上手くいかなかったので、2重描き、そうすると太くなってしまったそうです。
なんせ、老眼ですから・・・。
と言っているわたしも老眼です。トホホ。