人生100年時代〜どうしましょ!〜

豊かな暮らしとは・・・日々を綴ります

「三界に家無し」という母

母は、102歳

介護施設に入所しています。

 

今は、窓のガラス越しにしか会えません。

 

面会に行った時、

母が

『「さんかいにいえなし」と娘に伝えて』

と施設の人に言っていました。

 

施設の人が

「何が言いたいのかちょっとわからないけれど

 三階に家が無いとか言っておられます。

娘に言ったらわかるからと・・・」

 

母が私に伝えたかったこと

 

「女三界に家なし」

 

母は「心から安らげる場所がこの世の中には全く無い」

 

そう言いたかったのでしょうか。

 

かなりの弱気になっています。

 

「死んでたまるか」

と強気で生きていた母が・・・

 

面会に行くごとに

弱ってきている母の姿・・・

 

手を握ってあげることもできず

 

体をさすってあげることもできず

 

ガラス越しの母・・・

 

年末、年始の2週間の入院で

ずいぶん弱ってしまいました。

 

これが欲しい、あれが欲しいという

電話もかかってこなくなりました。

 

寂しい・・・

悲しい・・・

 

コロナが早く収束して欲しい・・・

 

対面で面会がしたい・・・

 

手を握りたい

体をさすってあげたい

 

涙が出そう・・・

 

最後まで、読んでくださってありがとうございます。

私も弱気になってます。

 

 

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