お茶室にお邪魔しました。定年後の自分の姿を思い浮かべて暮らしていた彼女はすごい!!!
知り合いのお家にお邪魔しました。
お庭がとても素敵でした。
庭師に見立ててもらったそうです。
彼女は40年以上にもわたり、茶道(裏千家)のお稽古を続けています。
彼女が常勤で働いていた時は、
「定年退職したらお家で茶道教室を開いて、日本の伝統文化を広めたい。」
と思っていたそうです。
彼女は定年を迎えました。
今は、お家で茶道教室を開き、生徒さんとお稽古しています。
彼女は、彼女の先生のお家でもお稽古しています。
働いていた時、少しずつお茶のお道具を集めていたそうです。
水屋にはお茶の道具がいろいろと並べられていました。
今日は私のために点心も作ってくれました。
彼女の心のこもったおもてなしをとても嬉しく思いました。
わたしは表千家なので、裏千家のお点前とは少し違うところがあり、とても興味深かったです。
若いときから定年後の自分の姿を思い浮かべてきた彼女、
そして、それを実現させた彼女、
とても立派だと思います。
わたしの若い時はどうだったのでしょう。
20代の頃、
海外で日本語を教えたいと思って、日本語教師養成講座を受講してたなあ。
劇団に入って、なんか演じていたなあ。(充実してた)
長唄の三味線を習って、お師匠さんから、名前も頂き、名取になったなあ。(今では何も弾けない)
茶道、華道のお稽古もしていたなあ。(今も続いてる)
英会話教室に少し通っていたなあ。(全然モノにならなかったけど)
中国語教室にも通ったことがあるなあ。(ちんぷんかんぷん)
そういえば、
小学校のとき、
水泳教室、絵画教室、そろばん教室
親に行くように言われて通っていたなあ。あっ、オルガン教室も・・・
どれもこれも中途半端・・・
ウーーーーーーー
結婚して、子供が生まれ、必死で育ててきました。
毎日、保育所の送り迎えをしながら仕事に行く毎日。
しんどすぎて、涙が出た時もありました。
でも、今ではみんな懐かしく楽しかった思い出です。
子供を育てるのだけは中途半端じゃあなかった・・・(と思っています。)
我が子はどう思っているのかわかりませんが・・・